雨降(あふり) 純米 出羽燦々
吉川醸造・神奈川/純米
香り
爽やかな緑
味わい
スッキリした酸
料理との相性
白身魚マリネ
※香り・味わい・料理との相性は、公開されているスペックをもとに整理した参考情報です。 実際の味わいは製造年度・保存状態・開栓後の時間によって変わります。
雨降(あふり) 純米 出羽燦々の数字を読み解く
当サイトに登録している7,974銘柄の平均と比べて、この酒がどの位置にいるのかを整理しました。
甘辛の位置
日本酒度は−2で、区分としてはやや甘口にあたります。7,974件の登録銘柄の平均は+2.27なので、平均より4.27低い位置です。日本酒度がマイナスの銘柄は全体の約10.9%しかありません。甘口を探している場合、この銘柄は候補に入れる価値があります。
酸のバランス
酸度は2.5。全体平均1.58に対して平均より0.92高い値です。酸がはっきり立つ水準です。同じ日本酒度でも酸が高いほど辛く感じるため、数字以上に締まった印象になります。脂の乗った料理や味の濃い料理に負けにくいのが持ち味です。
磨きの度合い
精米歩合90%はあえて磨きを抑えた水準です。全体平均は55.3%で、平均より34.7ポイント高い数値になります。70%を超える銘柄は全体の1%未満です。削らないことで米の旨みや酸を残す狙いがあり、冷やすより常温から燗にしたほうが持ち味が出ます。
アルコール分
アルコール分は14%。全体平均は15.5%です。日本酒として標準的な度数です。
飲み方の目安
推奨温度は冷。冷蔵庫でしっかり冷やす「花冷え」前後の帯です。低温では香りが閉じるぶん口当たりが締まり、後口が軽くなります。飲み進めて温度が上がってくると、隠れていた甘みが出てくることがあります。
神奈川の酒としての位置
当サイトには神奈川の酒が94件あり、平均日本酒度は+1.08、平均酸度は1.85、平均精米歩合は59.6%です。この銘柄は−2で、神奈川の平均より3.1ポイント甘い側にあります。産地の傾向より、やわらかい飲み口を狙った一本と言えます。精米歩合は神奈川の平均より30.4ポイント高く、米を残す方向の造りです。集計では平均+1.08、酸度1.85。全国平均と比べて甘く、酸の高い酒が目立ちます。
使っている酒米
出羽燦々を使った酒です。山形県が美山錦と華吹雪から独自に育成した品種です。当サイトの34銘柄の平均酸度は1.51で、主要な酒米のなかで最も低い。山形の酒に感じる静かさ、輪郭のやわらかさは、この低い酸と無関係ではないでしょう。
この分類について
純米酒は米と米麹と水だけで造った酒です。精米歩合の規定はなく、2004年の基準改正で「70%以下」という条件が外れました。磨きに縛られないため、蔵の考え方がそのまま出やすい分類です。
味わいの見立てと数値
このお酒は香りを「爽やかな緑」、味わいを「スッキリした酸」と整理しています(スペックからの推定です)。一方で日本酒度は−2と、糖はむしろ残っている側です。それでもすっきり感じられるのは、酸やアルコールが甘さを締めているためでしょう。合わせる料理としては白身魚マリネあたりが候補になります。
この銘柄について
雨降(あふり) 純米 出羽燦々は神奈川の吉川醸造が手がける純米です。当サイトは全国966蔵・7,974銘柄を同じ形式で並べているので、下の「似た日本酒」から数値の近い銘柄をたどれます。数値の読み方は日本酒ガイドにまとめています。
数値そのものの意味は日本酒度と酸度の読み方、磨きの効果は精米歩合は味をどこまで決めるのかで詳しく解説しています。全体の分布はデータで見る日本酒から確認できます。
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