天狗舞(てんぐまい) 山廃仕込 純米
車多酒造・石川/山廃純米
香り
熟成香、穏やか。
味わい
濃厚でコクのある旨み。バランスの良い辛口。
料理との相性
煮込み料理、肉料理。
※香り・味わい・料理との相性は、公開されているスペックをもとに整理した参考情報です。 実際の味わいは製造年度・保存状態・開栓後の時間によって変わります。
天狗舞(てんぐまい) 山廃仕込 純米の数字を読み解く
当サイトに登録している7,974銘柄の平均と比べて、この酒がどの位置にいるのかを整理しました。
甘辛の位置
日本酒度は+3で、区分としてはやや辛口にあたります。7,974件の登録銘柄の平均は+2.27なので、平均より0.73高い位置です。登録銘柄の約88.3%はプラス側にあるため、この数値自体は日本酒として標準的な範囲です。
酸のバランス
酸度は2.0。全体平均1.58に対して平均より0.42高い値です。酸がはっきり立つ水準です。同じ日本酒度でも酸が高いほど辛く感じるため、数字以上に締まった印象になります。脂の乗った料理や味の濃い料理に負けにくいのが持ち味です。
磨きの度合い
精米歩合60%は吟醸を名乗れる水準です。全体平均は55.3%で、平均より4.7ポイント高い数値になります。もっとも銘柄数が多い帯で、香りと旨みの折り合いをつけた設計になりやすい範囲です。
アルコール分
アルコール分は15%。全体平均は15.5%です。日本酒として標準的な度数です。
飲み方の目安
推奨温度は常温・燗。燗を前提にした設計です。40℃前後のぬる燗で旨みがふくらみ、50℃を超えるとキレが立ちます。急に加熱すると香りが飛ぶので、湯煎でゆっくり温めるのがおすすめです。
石川の酒としての位置
当サイトには石川の酒が189件あり、平均日本酒度は+2.8、平均酸度は1.56、平均精米歩合は55.2%です。この銘柄の+3は、石川の平均とほぼ重なる位置にあります。精米歩合は石川の平均より4.8ポイント高く、米を残す方向の造りです。能登杜氏の産地で、集計でも平均+2.80と辛口寄りに出ています。
造りの特徴
山廃(やまはい)造りの酒です。生酛から「山卸」の作業を省いた方式で、乳酸は添加せず自然の乳酸菌に任せます。当サイトの210銘柄の平均酸度は2.04で、全体平均1.58を大きく上回ります。アミノ酸も増えるため味に厚みが出て、燗にしたときの伸びが持ち味です。
この分類について
純米酒は米と米麹と水だけで造った酒です。精米歩合の規定はなく、2004年の基準改正で「70%以下」という条件が外れました。磨きに縛られないため、蔵の考え方がそのまま出やすい分類です。
味わいの見立てと数値
このお酒は香りを「熟成香、穏やか」、味わいを「濃厚でコクのある旨み。バランスの良い辛口」と整理しています(スペックからの推定です)。日本酒度+3という数値と、この見立ては同じ方向を向いています。合わせる料理としては煮込み料理、肉料理あたりが候補になります。
この銘柄について
天狗舞(てんぐまい) 山廃仕込 純米は石川の車多酒造が手がける山廃純米です。当サイトは全国966蔵・7,974銘柄を同じ形式で並べているので、下の「似た日本酒」から数値の近い銘柄をたどれます。数値の読み方は日本酒ガイドにまとめています。
数値そのものの意味は日本酒度と酸度の読み方、磨きの効果は精米歩合は味をどこまで決めるのかで詳しく解説しています。全体の分布はデータで見る日本酒から確認できます。
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